「グリーン」は環境にやさしいイメージ、「ホワイトウォッシュ」はごまかしや上辺を飾るという意味を組み合わせた造語です。
問題点
- 消費者や投資家が環境に配慮されていると思い込み、適切な選択肢を選べない
- 本当に環境に配慮している企業が、隠れてしまう可能性がある
- 投資家の出資の意図を欺くことになる
具体例
- CSR報告書で関係ないのに自然の写真を使う
- アースデイの前後に環境に優しいイメージ広告を出す
- 必要以上に自分たちの環境技術の取り組みを紹介する
備考
グリーンウォッシュを取り締まる動きは世界各地で起きており、日本でも消費者庁が根拠のない製品表示に対して措置命令を出しています。また、欧州では広告を禁止する事例が相次いでおり、2024年2月には欧州理事会(EU)がグリーンウォッシングを禁止する指令案を採択しました。

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